コラム
できること、から「すべきこと」へ

これから何か新しいことを始める方・・・

例えば

・転職をする

・副業を始める

・起業する

・特定の趣味を始める

などなど。

そういった方々からよく「何から始めれば良いですか?」というご質問を頂きます。

そんな時は決まって「いま何が出来そうですか?」と確認します。

それも当然で、仮に転職をするなら

・自分が本当にやりたいことを探す

・色々な仕事をリサーチする

・転職エージェントに相談してみる

何でも良いですが、とにかく自分ができることから始めるしかないからです。

もしそこで

「じゃあ、とりあえず気になっている会社に行って、給料なしで働かせてくださいとお願いしてみてはどうですか?」

と伝えたところで面倒でしょうし、基本的に人は他人のアドバイスを聞きません。

人はあくまで「これだ」と、自分で納得できたことをするからです。

だからこそまずは「自分ができることを淡々と行う」が基本だと僕は考えています。

目的(ゴール)さえ決まっていたら、あとは行動を起こすことで勝手に道がひらけていきます。

ただ・・・

この「できることを行う」は、いつまでもやっていれば良いわけでもありません。

ある程度行動を起こしていると自分ができることが分かってきます。

そして同時に「自分にしかできないこと」も分かるようになります。

つまり、ある程度までの段階は自分のできることを行うのですが、それを超えたら「自分がすべきことを選ぶ」という意識が必要になります。

自分以外の誰かができることを、自分がやる必要はないからです。

それは時間が勿体ないですし、生産性も上がらないどころか自分が本来すべきことをしない分、機会損失に繋がります。

この

「できること→すべきこと」

の切り替えが自分のステージを変え、更なる成長を生み出していきます。

「あなたにとって今できることは何ですか?」

「あなたにとって自分にしかできないことは何ですか?」

「あなたは今、どちらを選ぶ段階でしょうか?」

是非、ご自身に投げかけてみてください。

「自分ができることは何だろう?」「自分にしかできないことを見つけたい!」という人へ向けて、一般社団法人 思考・選択・行動アカデミーのメルマガでも詳しくお伝えしています。
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というわけで、今回はできること、から「すべきこと」へというテーマでお伝えしました。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。