メンターを選ぶときの3つのポイント

コラム
“メンター”を選ぶ時に注意したい「3つのポイント」とは?

「メンターってどうやって選べば良いですか?」

これは、弊社の開催する講座でよくある質問です。

メンターとは、あなたを導いてくれる存在です。
アドバイザーとか、師匠とか、先生とか、言い方は色々ありますが、ここでは全て同じ意味で使います。

多くの方はなんとなく「人生を豊かにするにはメンターがいた方が良い!」と感じていますが、どうやって探せば良いのかを気にしているんですね。

確かに「誰から学ぶか?」はとても大切です。
というわけで、今回は「メンターの選び方」について、3つのポイントからお伝えします。

メンターの選び方:①同じタイプから学ぶ

まず大切にしてもらいたいのは

「自分と同じタイプから選ぶ」

ということです。

ここで言うタイプとは、弊社で人材育成のツールとして活用している「ウェルスダイナミクス」の才能タイプのことを指しています。

才能タイプについて、今回は説明を省きますのでこちらを参考にしてください。

ウェルスダイナミクスの周波数

ではなぜ、自分と同じタイプから選ぶのか?

それは「自分と真逆のタイプから学んでいると、いつかツラくなるから・・・」です。

もし選んだメンターがあなたとは異なる特性を持っていて、その方の教えが「あなたが苦手なこと」だとしたらどうですか?

最初のうちは「メンターの言うことはしっかり聞こう!」と真面目に行動するかもしれません。

しかし、それが続くのも最初のうちだけ。

次第に自分には合っていない考え方や行動をとる内に、どんどん疲弊してしまうでしょう。タイプが違うことを理解しているのであればまだしも、何も知らなかったとしたら、どこかで違和感を感じるんです。

そういったケースでは「それ、あなただからできるんでしょ?私には無理です」という言い訳を生み出すことが多いですね。

だからこそ「自分のタイプ」は知っておくべきです。

ちなみにタイプを知ってると、応用が効くようになります。すると真逆のタイプからでも「この人からはここを学ぼう!」という意図を持って学べるようになります。

メンターの選び方:②自分よりも「少し」先にいる人

いくら自分と同じタイプをメンターに選んだとしても「視点に差があり過ぎる人」だと、教えを受け取ることが出来ません。

お互い頭の中で使ってる言葉がある程度共通していて、受け取る側がついていけるレベルを少し超えているくらいでないと、これまたキツくなってしまいます。

これは実際、経営者によくある事例です。

自分の事業を1つ上のステージへ引き上げたいと考え、それを達成しているメンターに相談するのですが、2段階ほど先にいる相手を選んでしまうことで、現状の課題を解決するどころか、無理な行動を起こして収益が下がってしまう・・・ということがよく起きます。

ちなみにこれは、ウェルスダイナミクスにおける「自分の視点レベル」が分かってると良いと思います。

視点レベルについてはこちらを参考にしてください

ウェルススペクトル

メンターの選び方:③距離感を保つこと

3つ目が非常に重要です。

これは選び方というより、理想のメンターが見つかった時に気をつけたいことですね。

ここで多くの人がやってしまいがちなのが「メンターを神と崇めること」です。

「この人の言ってることが絶対だ!」と思った時点で、あなたの可能性は広がるどころか、狭まっているかもしれません。

この世の中に完璧な人はいません。それはメンターと呼ばれている人も同じです。

目の前の人が完璧だ!と思うと、その時点で自分を見失います。
そして、ふとした時にその人の欠点が見えると、それが一気に不信感に変わったりするんです。

そうなるともう大変ですね・・・「私は騙されていた!」と勝手に解釈してしまい、どちらにとっても良いことがありません。

メンターを疑うことこそ、意味のないことはありません。疑うなら師を持つべきではないのです。

だからこそ「その人からは何を学ぶのか?」をしっかり持っておく必要があります。
その上で、相手には尊敬と感謝の気持ちを持ち、あなたも何かしらの価値をメンターに与える!くらいのつもりで接するのが、本当に良い師弟関係だと思います。

メンターも自分の教え子から学ぶことで成長するのですから。

まとめ

以上、今回の話をまとめると

①同じタイプから学ぶ
②適度に視点の差があり、あなたより少し先を歩いている人を選ぶ
③メンターとの距離感を保つ

です。

良いメンターとの出会いは、間違いないくあなたの人生を加速させます。
今回のこの3つのポイントを知っておくことで、あなたがこの先良いメンターと出会えることを心より願っています。

それでは、本日も最後までお読み頂きありがとうございました。