
コラム
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたはどのタイプですか?4つの才能タイプからみるあなたの特性とは??
一般社団法人 思考・選択・行動アカデミーでは、人材教育を行う上で『ウェルスダイナミクス 』の理論を扱っています。
『ウェルスダイナミクス 』とは、世界で100万人が活用している起業家育成ツールであり、チームビルディングの観点からもMicrosoftやGoogle、IBMといった世界で名だたるグローバル企業で活用されています。
そんな『ウェルスダイナミクス 』では、以下の4つのプログラムを扱っています。
①才能(強み・弱み)
②意識レベル(経営レベル)
③あなたの持っている価値
④人脈の作り方
今回はその中から「①才能(強み・弱み)」について解説しておきます。
これを学ぶことであなたは
・自分の才能、自分らしさとはなにか?
・自分と他人の違い
・自分が楽に成功する方法のヒント
が分かるようになります。
目次
4つの周波数と8つの才能タイプ
ウェルスダイナミクス(以下WD)においては、人の才能を大きく4つのタイプに分類しています。
それが
・ダイナモ
・ブレイズ
・テンポ
・スチール
です。
人によってバランスは異なりますが、あなたもこのいずれかに当てはまります。
では各タイプがどんな才能・特性を持っているのか?その特徴について詳しく説明しましょう。
ダイナモ:発電機・豊かな創造力

まずダイナモは「発電機」という意味です。
発電機なので自ら電気を生み出せます・・・というわけで、ゼロから何かを生み出す力を持っているタイプです。
このタイプは「エネルギッシュ」で「ダイナミック!」であり、直感が強いです。
英語では「head in the clouds」と言われ「空想にふけっている」という表現がぴったりな人たちです。
head in the cloudsを直訳すると「雲の上に頭を突っ込んだ人」と訳すことが出来るのですが、ダイナモは正に頭が雲の上にあります。
雲の上は常に晴れており、視界がクリアですよね?そのため先の方まで見通すことができます。
だからこそ「未来を見通す力」がとても強く、未来で何が起きるのか?といったような革新的なアイデアで頭がいっぱいなのです。
ただし、その行動力で次々に新しいことへ目が向く反面・・・物事を最後までやりきることは、あまり得意ではありません。
頭が雲の上にあるので、足元で何が起こっているか分からない、興味がない・・・といった感じです。
テンポ:平和と協調性

テンポには「リズム・調子」という意味があり、ダイナモとは真逆の特性を持ったタイプといえます。
ダイナモが直感的なのに対し、テンポは体感的(五感的)です。
自分の体感や周りの環境、情報に反応しながら動くタイプです。
一定のリズムがキープされていると心地よく感じ、自分らしくいることができます。
このタイプにとっては「安定した環境」が非常に重要で、自分なりの「安心感」を感じてはじめて行動に移すことができます。
テンポの特性をよくあらわす表現として、英語で「ear to the ground」という言葉があります。これは「社会の動向に注意する」という意味です。
ear to the groundを直訳すると「地面に耳をつけている」となり、テンポは常に耳を地面につけ、周囲の動きを注意深く観察しているということです。
だからこそ常に周りの動きを把握していて、何か変化があるとすぐに気づけます。
このタイプは「平和」で「協調的」であり、自分よりもまずは他人・チームを大切にします。
周りを観察しているからこそ、他人に何か変化があると「大丈夫?」とすぐさまケアができる人たちなのです。
とても安定している反面・・・ゼロをイチに変えたり、誰かの指示を待ち過ぎてしまうという特性があります。
地に耳をつけているので、雲の上で何が起こっているかは全然見えないし分からない・・・といった感じです。
ちなみにダイナモは経営者に多く、テンポは従業員に多い特性です。
経営者は「これをやろう!あれをやろう!」と従業員に指示を出しますが、思い通りに動かなかったり、動きが遅いと「もっと早くやろう!みんな自分の判断で動いて!!」とイライラします。
それに対してテンポは「目の前の仕事や、お客様を大切にしよう!」と、今ここに集中します。
経営者の漠然とした思いつきのアイデアに対して「また社長が何か言ってるよ・・・いまそれどころじゃ無いのに」と思っていることがよくあります。
こういった軋轢が組織の中では当たり前のように起き、それがなぜ起きるのか?誰も分かっていません。
WDを知っているとその理由が分かるはずです。
ブレイズ:情熱的で社交的

ブレイズとは「炎」という意味があります。
炎のように周りを熱く盛り上げますが、ゆらゆらと風に揺らぐことから、ブレやすいという特性があります。
このタイプは「情熱的」で「社交的」、コミュニケーション能力に長けており、人脈作りが得意で、どんな人とも仲良くなれます。
そして「感情」で関わる人を巻き込んでいきます。
例えば、何かで悩んでいる人がブレイズに相談をすると、ブレイズの熱さと感情に巻き込まれて、いつの間にか元気になっています。
ブレイズの炎に相談者の、じめっとした気持ちが、カラッと乾く感じでしょうか。
だからこそブレイズはチームリーダーとして、周りのメンバーの感情を巻き込んで、個々のモチベーションをあげることができます。
ただし、コミュニケーション能力の高さで、色んな人と関わることができる反面・・・自分自身も周りの感情に巻き込まれやすいです。
沢山の人に関わり、自ら様々なトラブルに頭を突っ込んでいき、色々なお節介をしては疲れ果ててしまうブレイズも多いです。
またパソコンの前でずっとエクセルを触らせているとブレイズの良さを発揮できません。
数字で物事を管理することはあまり得意ではないからです。
スチール:理論的でムダが嫌い

スチールとは「鋼」という意味です。
このタイプはとにかく「効率的」で「ムダ」が大嫌いです。
数値やデータなど、既に実績が出ていて、確実性の高い状態を好みます。
ブレイズとは真逆で、1つのことに集中し物事を完成させることができます。
そんな特性から一見クールに見られ、取っ付きづらい印象を与えるかもしれませんが・・・実は内なる情熱はとても熱いのです!
ブレイズの情熱が「赤い炎」ならば、スチールの炎は「青い炎」でしょうか。
ぱっと見で熱さを感じなさそうですが、実際の温度は赤い炎より高いのです。
ただし、冷静沈着で物事を効率化することが得意な反面・・・人間関係においてコミュニケーションがあまり得意ではありません。
効率化したい気持ちを人間関係でも使おうとしてしまうのです。
例えば「会社の飲み会は1次会までしか参加しない!(何なら飲み会には来ない)」って感じですね。
確かに人間関係は無駄が多くスチールにとっては煩わしく感じるのですが、お金やチャンスは人間関係からやってきます。
そう考えると、スチールは人間関係から距離を置いてしまう=チャンスを掴めない、という構図が出来上がります。
せっかく青い炎を持っているのに、それがなかなか活かせない・・・と悩んでいるスチールは多いですね。
ちなみにブレイズは「営業」で、スチールは「経理」でよく見かけることができます。
ブレイズ営業マンは顧客との関係性を優先し、接待したり、サービスの料金値引きをしたりして契約を獲得します。
そして先方と良い関係性を築けたことに満足して、ついつい使った経費をそのままにしたり、社内での詳細な報告を疎かにします。
それに対してスチール経理担当は「〇〇さん、早く使った経費の精算してくださいね!」「この経費って何ですか?」「なんでこれ値引きになってるんですか?」と細かくツッコミを入れるかもしれません。
そんなスチールにとってブレイズは「適当な人」というイメージを持ち、ブレイズはスチールに「細かいやつ」と思ったりします。
これはあくまで事例ですが、お互いの関係性や違いをよく表しています。
さあ、あなたはどのタイプですか??
以上が4つの才能タイプです。
さあ、あなたはどのタイプでしょうか?
自分の才能を知っていると、仕事はもちろん、日常生活が非常に楽になります。
なぜなら多くの人たちは「自分の弱み」にフォーカスしがちだからです。
勝手に自分と誰かを比べて「あの人みたいになれない」「自分はダメなやつだ」と決めつけています。
しかしうまくいっている人は「自分の強み」を使っています。
だからラクだし、行動以上の結果が出るという一石二鳥状態なのです。
であれば、あなたも自分の強みにフォーカスをすべきではないですか?
自分の才能が分かると「自分がどの立場で勝負するべきか?」が自然と分かるようになります。
是非、ご自身の才能を理解して活用してくださいね!
もし、あなたが「自分の才能をきちんと判断したい!」と思ったら、こちらから無料のテストを使って診断することができます。
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