意見が言えない人が自己主張できるようになる方法

コラム
【ウェルスダイナミクス】なかなか意見が言えない人が“ハッキリ”と自己主張できるようになる方法

今回のテーマは

「意見が言えない人」

です。

あなたも職場で、なかなか自分の意見が言えずに困ったことはありませんか?

会議になるとなかなか意見が思い浮かばない
実は意見があるんだけど「こんなこと言っていいのだろうか・・・?」なんて躊躇してしまう。

だからいくら仕事を頑張っても、自分が思ったような評価が得られずに

「自分の意見がない人」
「やる気がない人」

という風に見られてしまう。

もしあなたにも当てはまっていたら、続きを読んで頂くと解決のヒントが得られるでしょう。

意見を言わないタイプ

弊社が人材育成ツールとして扱っている「ウェルスダイナミクス」において、なかなか自分の意見を言わない人は

「テンポ」

というタイプに多いと言えます。

「ウェルスダイナミクス」とは?

一般社団法人 思考・選択・行動アカデミーでは、人材教育を行う上で「ウェルスダイナミクス」の理論を扱っています。

ウェルスダイナミクスとは、世界で100万人が活用している起業家育成ツールであり、チームビルディングの観点からもMicrosoftやGoogle、IBMといった世界で名だたるグローバル企業で活用されています。

ウェルスダイナミクスについては、こちらの記事も参照してください。
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたはどのタイプですか?4つの才能タイプからみるあなたの特性とは??


テンポには

・縁の下の力持ち
・チームに調和をもたらす
・言われた事を責任をもってこなす

といった特徴があります。

テンポは調子やリズムという意味で、タイミングを取るのがうまいです。

・どうやら上司の機嫌が悪そうだ
・同僚の様子が何だかおかしい
・チーム全体の空気感がいつもと違う

といったことに、誰より早く気づけるタイプです。

そしてテンポは違和感を感じると、すぐにリズムを戻そうと努力します。
多くの組織がそんなテンポの能力によって助けられているはずです。
(でも目立ったことはしないので、誰にも気づいてもらえないのですが・・・)

そして、この

「チームの調和を大切にする」

というテンポの特性こそが、自分の意見を言わないといった行動に直結しているのです。

つまり行き過ぎた調和の精神として

「自分の意見より周りの意見を尊重してしまう」

というわけですね。

意見を言うことで調子が乱れるのを嫌がるからこその行動なんです。

これは確かにチームの調子を保つ1つの方法ではあります。
しかしそれが続くと「意見が言えなくてストレスが溜まる」という事態を引き起こしかねません。

テンポは多少の苦労を厭わず大抵のことは我慢できてしまいます。
私の昔の部下にもストレスで胃痛を引き起こしてしまい、常に胃薬を飲んでいる人がいました。

もしチームにテンポタイプがいたら、周りのメンバーは彼らの行動を当たり前と思わず、気にかける必要があります。

テンポが輝く方法

ではテンポが自分の意見をハッキリ言えるようになるにはどうしたら良いでしょうか?

基本的に忘れてはならないのが彼らは意見を“言えない”のではなく

「空気を読んで“言わない”ことの方が多い」

ということです。

テンポは場をよく見ています。
誰も気づかないことにいち早く気づくこともできます。

つまりテンポの頭の中には

「チームのためになるであろう、超・現実的な意見と考察」

が間違いなくあるのです。

ただ、テンポはそれを意見としてまとめるのに少し時間がかかります。
思いついた事をパッと言葉にすることはしません。

また、まとまったとしても自らそれを発するのは苦手です。
(チームに本当の危機が訪れた時はごく自然に自発的に動き出しますが)

つまりテンポが意見を言うためには

「周りの協力」

が必要不可欠なんです。

・会議でファシリテーターが意見を振る
・テンポが発言しやすい空気感を作っておく
・そもそも意見を考える十分な時間を与える

ことがテンポの発言を促す方法です。

では、もしあなたがテンポタイプだったら・・・?

「あ、何か意見が言いづらいな」

という場面がきたら

「自分はここに必要な価値を提供しているんだ」

という意識に切り替えてみてください。

テンポは自分より周りのために力を発揮します。
であれば、周りのためにあなたの能力を使うべきです。

そして、あなたが抱えているその意見は周りの成長を助けるんです。
あなたが意見を言うことで、チームの課題を解決する可能性があります。

それくらいテンポの現実を見る目は鋭いのです。
これは間違いなく価値提供です。

・・・そして何よりも

「自分自身を大切にする」

という意識を忘れないでください。

あなたがいることでチームは調子を取り戻します。
一見すると地味で目立たないかもしれないその行動が、実はチームをチームとして成り立たせる重要な要素なんです。

まとめ

今回は主にテンポについてでしたが「自信の無さ」は周波数のタイプに限らず起こり得ることです。
だからこそ、どんな人も自分を知ることで、自信を得るきっかけになるでしょう。

あなたの才能タイプは下のバナーから「所用時間5分・無料」で診断できますので、是非試してみてくださいね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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