
コラム
【ウェルスダイナミクスって何?】人生を豊かにする人脈の作り方〜あなたは人脈づくりでこんな間違いをしていませんか?〜
あなたには「困ったら助けてくれる知り合い」がどれくらいいますか?
もし「結構いますよ!」という場合・・・じゃあ「その中でお願いしたら動いてくれる〇〇の専門家」だとしたら、どれくらいいるでしょう?
こうなると「なかなか浮かばない・・・」という場合も多いのではないでしょうか?
というわけで、今回は「人脈」のお話です。
人との出会いが重要であることは、あなたも何となく理解されていると思います。
実際、アメリカの世論調査会社であるGallup社の調査によると「人は会社に“親しい同僚“がいると圧倒的に生産性と満足度が上がる」という結果が出ているそうです。
高い給料ではなく「親しい同僚」が、企業の生産性を上げるというのは興味深いですね。
より豊かな人生を送ろうと思ったら「誰と過ごすか?」は非常に大切なキーワードになるわけです。
もしあなたが「コミュニケーションは苦手、1人でいる方が気が楽」というタイプだったとしても安心してください。
今回のお話は、そんなあなただからこそお伝えしたい内容です。
もしあなたが
✔︎コミュニケーションは苦手だけど、一緒に頑張れる仲間がほしい
✔︎今自分が置かれている状況からワンランク上の世界へ行きたい
✔︎ビジネスをより大きくするために人脈を広げたい!
✔︎自分の優秀なチームを作りたい!
✔︎各分野のプロフェッショナルと呼べる知り合いを作りたい
と思うなら、是非続きを読んでみてくださいね。
一般社団法人 思考・選択・行動アカデミーでは、人材教育を行う上で『ウェルスダイナミクス 』の理論を扱っています。
『ウェルスダイナミクス 』とは、世界で100万人が活用している起業家育成ツールであり、チームビルディングの観点からもMicrosoftやGoogle、IBMといった世界で名だたるグローバル企業で活用されています。
そんな『ウェルスダイナミクス 』では、以下の4つのプログラムを扱っています。
①才能(強み・弱み)
②意識レベル(経営レベル)
③あなたの持っている価値
④人脈の作り方
今回はその中から「④人脈の作り方」について解説しておきます。
<他の3つのプログラムについては、こちらも参考にしてください。>
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたはどのタイプですか?4つの才能タイプからみるあなたの特性とは??
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたの「意識」がもたらす不都合な現実とは?〜あなたが持っている9つの意識レベル〜
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたの価値をお金に変える方法〜あなたに眠る6つの財宝〜
目次
誰と繋がるべきなのか?
パーティや特定のコミュニティで、あなたに新しい人との出会いがあったとしましょう。
では、ここで質問。
「その人と今後も会うか会わないか?をどんな基準で決めますか??」
自分に正直になってみてくださいね。
では、その答えを勝手に予想したいと思います。
あなたが新たに出会った人と、今後も会うかどうか・・・その答えは
・何となく、気が合いそう
・何となく、面白そう
・何となく、一緒にいたい
そんな感じなのではないでしょうか?
あなたが営業など、人と会うことが仕事だとしたら「お得意様か、そうでないか」といった分け方くらいはしているかもしれませんね。
しかし、ほとんどの場合は「たまたま、気が合った人」なのではないでしょうか。
もしそうだとしたら、人脈の話をする前に伝えておくことがあります。
それは「人脈は明確な基準を持って、意図的に繋がるべき!!」ということです。
これを聞いてあなたは「そんな計算高く人と繋がるなんて、いやらしくないですか?」と思ったかもしれません。
でも、そうではないんです。
人との出会いが人生の質を高める、ということは何となく理解できますよね?
であれば、何の意図もなく、たまたま出会った人と、なんとなく過ごす時間・・・それがあなたにもたらしてくれるものは、一体何なのでしょうか?
確かに学生時代までは、それで良いかもしれません。自分の意思では動きづらい時期なので、限られた環境の中で、自分に会う人たちと繋がる必要がありますよね。
しかし、それを社会に出てからも続ける必要はありますか?
それってあなたが「人生を豊かにするチャンス」を、自ら放棄していることになっていないでしょうか?
そもそも、あなたは「理想の人生を歩めるような大きなチャンス」があったら欲しいと思いますか?
おそらく誰でも欲しいと思います。
では、そのチャンスって一体どこからやってくるでしょう?
答えは「人」ですよね。
冒頭で「お願いしたら動いてくれる〇〇の専門家」という質問をしましたが、それはあなたにチャンスを運んできてくれる人という意味です。
どんな分野であれ、プロフェッショナルな人は大きなフロー(流れ)と繋がっています。
そんな大きなフローに乗っている絶好調な人が、あなたと繋がり、あなたが信頼できて魅力的な人だと気づいたら、何が起きるでしょうか?
「今度一緒に何かやりませんか?」
「あなたにピッタリな人がいるので紹介するよ!」
「面白い仕事があるんだけどやってみる?」
といった具合に、あなたにとってプラスになるチャンスを提供してくれるかもしれませんよね?
先の質問は、そんなチャンスをあなたに運んできてくれる知り合いはいますか?という意図があります。
どうですか?もし何かに気づいたら・・・これからは意図的に人と繋がることを意識してみてください。
繋がる基準はどうやって設定するのか??
・自分のことで一杯一杯で、毎日愚痴ばっかり言ってる人達に囲まれている人生
・穏やかで、楽しそうに、毎日豊かな時間を過ごしている人達に囲まれている人生
どちらがより良い人生になりそうですか?
大切なので何度も言いますが
「誰と繋がるか?」
があなたの人生の質を決めます。
では「誰と繋がるべきか?」その基準は何でしょうか?
ウェルスダイナミクスでは、人脈をいくつかのカテゴリーに分けた上で、どこから繋がるべきか?を明らかにしています。
これは「ウェルスネットワーク(WN)」と呼ばれている理論です。
これが理解できると、あなたが人付き合いを得意としているかどうかに関わらず、あなたにやってくるチャンスの量は圧倒的に増えます。
そして最終的にあなたは、自分になだれ込んでくる沢山のチャンスから「自分に相応しいチャンスを選ぶ」という状態になります。
ここからは、そんな人脈のカテゴリーをご紹介しますね。
12種類の人脈カテゴリー
まずカテゴリーは全部で12種類あります。
※「え、そんなにあるの!?」と感じたとしてもご安心を。
現実的に、その瞬間に繋がるべき人脈はもっと絞られるはずです。
その上で、大きく
1.リソースネットワーク
2.サポートネットワーク
3.生産ネットワーク
4.貧困ネットワーク
に分けます。
1〜3があなたの状況に応じて繋がるべき人。
4はなるべく距離を置いておくとよい人です。
そして各カテゴリーの中に、さらにいくつかの小カテゴリーが存在するので、それらを全部合わせて12種類となります。
1つずつ解説しますが、後から書き出しワークをやってみて欲しいので、頭の中で人物像を思い描きながらお読みください。
1.リソースネットワーク
ここは主に最初に繋がるべき人達の集まりです。
ほとんどの場合であなたより経験やリソースを持っていて、あなたをワンランク上の世界へ引き上げてくれる人達です。
- アドバイザー
あなたが進もうとしている道で既に成果を出している人、自分の成功・失敗経験を元にアドバイスをくれる人、メンターとも呼ぶ。 - 機会提供者
ある分野に精通していて、あなたに仕事や人脈といった具体的な機会を提供してくれる人。 - 出資者
あなたを金銭的に支えてくれる人、銀行家、個人投資家、ベンチャーキャピタリストなど。
2.サポートネットワーク
ここはいわゆる仲間です。
意図的に繋がるというよりは、リソースネットワークに繋がると自然と繋がることができる人達です。具体的な機会を与えてくれるというより「精神的な支え」になってくれます。
- 同志
あなたと同じような目的をもっている人、お互い切磋琢磨できて、高い基準を持ち、あなたに自信を与えてくれる人。 - 推薦者
あなたを喜んで推薦してくれる人達、ときに必要な人材を探してくれたり、あなたの代わりに動いてくれる人。 - 支持者
直接あなたの活動に関わるわけではないけど、精神的に支えてくれる人達。家族や友人がここに当てはまります。
3.生産ネットワーク
ここは自分のビジネスを持っている人が持つ人脈です。
あなたが会社員として働いている場合、あなた自身が、社長の生産ネットワークの一員であると言えます。
- マネージャー
あなたのビジネスやプロジェクトに関して、責任を追って遂行してくれる人。 - チーム
ビジネスやプロジェクトを任せることはできないけど、特別なスキルや才能を持っている人達。
4.貧困ネットワーク
ここはできる限り距離を置いておくと良い人達です。
必要以上に関わりすぎると、時間やエネルギーを奪われてしまう人達。本人にはそのつもりが無かったり、善意でやっていることも多いので、無意識に関わるとネガティブなことに巻き込まれてしまいます。
特に何かを始めたばかりの頃など、あなたが不安定な時には流されやすくなるので注意です。
- 悲観論者
あなたのアイデアにすぐに水を差し、文句を言ってくる人。 - 懐疑論者
「そんなことやって意味あるの?」「どうせ失敗するんだから、やめておきなよ!」といった具合に、あなたのやろうとしていることに「根拠のない疑いの目」を向けてくる人。 - 妨害者
あなたが前に進むことを妨害してくる人。
「飲みに行こうよ!」とか「これ代わりにやっといて!」といった具合に、あなたが自分のすべきことに集中したい時に邪魔をしてくる。本人としては「自分の思った通りに動いてもらいたい」と考えていることが多い。 - コバンザメ
好意的ではありますが、あなたの近くで自分は何も与えることなく美味しいところ(利益)だけ持っていこうとする人。ずっとくっついているだけで、何も生み出そうとしない。
以上、これがウェルスネットワーク(WN)における人脈のカテゴリーです。
では、ここで実際に時間をとって、ご自身の「現在の人脈」をノートに書き出してみてください。
<人脈書き出しワーク>
①スマホの連絡先などを見ながらで良いので「お願いしたら動いてくれる人(できるなら専門家)」を基準にリストを作る
②それぞれの人達を先に挙げたネットワークごとのカテゴリーに当てはめる(この時に同じ人が各カテゴリーで重複してもOK)
③出来上がったリストを眺めて「どこが少なくて、どこを強化すべきか?」を確認する
④少ない部分を埋めるために「どんな行動を起こすか?」を決める(何か特別な意図が無いかぎり「リソースネットワーク」を埋めることから始める)
※余裕があれば「未来の人脈」について、あなたが理想とする人脈も書き出してみてください。
人脈には「繋がるべき人」と「繋がる順番」があります。
この中では、多くの場合においては必然的に「アドバイザー」の優先度が高くなります。あなたが何かにチャレンジする時、正しい道へ導いてくれる人がいたら、あなたの成長は早くなりますよね。
あなたがどんなチャンスを求めているか?によってこの優先順は変わりますが、いずれにせよ「意図」を持って人と繋がることが大切です。
<コミュニケーションが苦手な場合の補足>
もしあなたがコミュニケーションが苦手な場合は、これらのカテゴリーを意識し、繋がるべき優先順位をつけることで、必要以上に沢山の人と会う必要がなくなります。
無理に人脈を広げようとして「異業種交流会に行きまくる!」なんて必要はありません。
自分の目的と時間を大切にしながら、必要な人と繋がってください。
まずは与える!
ここで、あなたに勘違いしてほしくないことがあります。
それが、ウェルスネットワーク(WN)における考え方は「人をどうやってコントロールするか?ではない」ということです。
世の中には人脈を増やすための異業種交流会が沢山存在します。
全てがそうとは言いませんが、多くの交流会では残念ながら「いかにお客さんを獲得するか?」」という意識で参加する人が多いと感じます。
「どうも、私は〇〇と申します!(誰か紹介してください、私の商品を買ってください)」
といったような「相手から奪う精神」を持ってしまっている人が多いのです。
※これはまさに「貧困ネットワーク」です。
あなたは、ギラギラしていて、自分の話ばかりする人の話を聞きたいと思いますか?
そう見えなくても「自分の商品を売りに来ている人」と自ら繋がりたいとは思いませんよね?
ここで大切になるのが、WNの根本にある「まず相手が求めていることは何?それに対して自分ができることは何?」という考え方です。
これはいわゆる「与える精神」です。
だからこそ、まずは「他人に与えることができる自分の価値」が必要になります。
「自分の価値」についてはこちらで詳しく解説しています。
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたの価値をお金に変える方法〜あなたに眠る6つの財宝〜
またせっかく大きな価値を持っていても、意識レベルが低いままだと、やはりうまく人と繋がることはできません。そういった場合は人との関係が長続きせず、ブチブチと途切れてしまうでしょう。
もしあなたが「人と繋がっても関係がすぐに途絶えてしまう・・・」という場合は「意識レベル」から見直してみてください。
【ウェルスダイナミクスって何?】あなたの「意識」がもたらす不都合な現実とは?〜あなたが持っている9つの意識レベル〜
いかがだったでしょうか?
ここまでをまとめると
・繋がるべき人脈を理解する
・人脈をカテゴライズして繋がる人を決める
・繋がりたい人にはまず与える!
(そのために自分の価値と意識レベルを高めておく)
という流れになります。
ウェルスダイナミクスは全部で4つのプログラムから成り立っており、それらを全て統合して使うことで「本当の富(ウェルス)」を手に入れることができます。
もっと詳しく知りたい場合は、まず以下より「自分の特性(才能)」を知ることからオススメします。
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