
コラム
頑張って身に付けた“ノウハウ”や“テクニック”がおもった成果に繋がらない理由
突然ですがあなたは、体重があと何kg増えたら痩せようと思いますか?
「あ、そろそろダイエットしないと!」って焦る基準があるはずです。
それは40kgかもしれないし、80kgかもしれません。
その基準はあなたにとって当たり前かもしれませんが、他の人にとっては違いますよね。
このように人によって「当たり前だと思う基準」は異なります。
そして、この当たり前だと思う基準が、あなたの持っている「スタンダード」になります。
ではこれが仕事だったらどうでしょう?
A「お客さんを必ず喜ばせる!」
B「お客さんには、ほどほどに喜んでもらえたら良い」
どちらのスタンダードを持っている人の方が、成果を出しやすいでしょうか?
おそらくAのスタンダードを持っている人だと思います。
つまり「あなたがどんなスタンダードを持っているか?」によって、得られる結果は大きく変わるんです。
であれば、もしあなたが何か欲しい結果があるとしたら?
それに相応しいスタンダードを手に入れたら、結果はついてきやすくなるということです。
しかし多くの人は、スタンダートではなく・・・
・知識
・やり方
・テクニック
に注目しがちです。
自分のスタンダードはそこそこに「簡単に成果を出す方法」ばかり追いかけてしまうんですね。
しかし、これでは成果を出すかどうか?は「運任せ」になってしまいます。
これは「スノボー初心者がいきなり上級者用のコースで滑るようなもの」ですね。
たまたま滑り切れば良いですが、大抵の場合は挫折したり、怪我をするでしょう。
知識もやり方もテクニックも、確かに成果に繋がる補助にはなりますが、どれも一時的な物に過ぎません。
大切なのは「確実に成果を掴み取る実力」です。
そんな実力は、あなたのスタンダードを少しずつ上げていくことで身につきます。
仕事に関するスタンダート1つとっても
・時間に関するスタンダード
→約束の30分前には現場にいるのか?5分前に到着するのか?
・責任に関するスタンダード
→タスクは1日前に終わらせるのか?締切5分前に終わらせるのか?
・作業に対するスタンダード
→期限一杯までこだわり抜くのか?適当に終わらせるのか?
様々なスタンダードが考えられると思います。
これはどちらが良くて、どちらはダメ!という、2択の話ではありません。
必要なのは
「あなたが欲しいと思う結果に”相応しい”スタンダード」
です。
もしあなたにも、何か欲しい成果があるのなら、是非ご自身が「どんなスタンダードを持っているか?」に注目してみてはいかがでしょうか?
実は自分が持っているスタンダードを、いくつかのレベルに分けて測定する方法もあります。
↓それについては、こちらで詳しく解説しているの一緒にお読みください。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。